Presented by GSC

GATS / Got Abroad To Scale

応募期間

2026年4月1日(水)〜2026年6月1日(月)

不確実性を科学的論理で攻略する、3週間のイギリス名門大学流・事業仮説構築プログラム

イギリスの名門・Imperial College Londonの手法を用い、Physical AI・Robotics・Climate Tech分野の技術シーズが抱えるリスクを定量的に分析。不確実な要素をロジックで整理し、UK市場との接続までを視野に入れた「事業設計図」を科学的に磨き上げます。

このプログラムで得られること

日本の技術を世界へつなぐ、欧州市場という「新たな足がかり」

本プログラムが重視するのは、米国中心の既存プログラムとは一線を画す、独自の価値提案です。ターゲットは脱炭素の規制や市場動向が世界をリードする欧州。フィジカルAI・ロボティクス、クライメートテックを筆頭に、今後追加が検討される先端領域においても、日本発の技術が真に優位性を持てる未開拓な市場を戦略的に選択しています。競争が激化する市場を避け、世界のルールメイカーと直接つながるための「欧州拠点」を提供します。

ホワイトシティ、研究を社会実装へ導く、三週間の集中滞在

舞台はロンドンの最新イノベーション拠点「ホワイトシティ・イノベーション・ディストリクト」。ここはラボや投資家、スタートアップが徒歩圏内に集約された、研究の社会実装に特化した自己完結型のエコシステムです。三週間この環境に完全に身を置くことで、世界トップレベルの産業連携やインキュベーションの現場を肌で感じ、自身の技術を「事業」の視点で捉え直す機会を得られます。現場での対話を通じて、グローバル市場で戦うための実利的な戦略を描き出します。

科学的な思考で「事業の確度」を体系的に高める

ビジネスの不確実性に対し、科学者としての厳密さを保ったまま挑むための思考ツールを伝授します。ICLが採用する「ベイジアン・アプローチ」とは、新たな情報(実験結果や市場反応)を得るたびに、成功の確率(仮説)を定量的に更新し続ける実践的なフレームワークです。不確実性を単なる「不安」ではなく、確率論に基づき制御可能な「データ」へと変換し、体系的にリスクを低減させます。3週間の対面研修とアドバイザーとの対話を通じて、外部資金調達にも耐えうる強固なロードマップを構築します。

概要

分野

  • Physical AI・Robotics、Climate Tech

実施地域

  • イギリス(ロンドン)

    • ホワイトシティ・イノベーション地区での3週間の現地集中プログラム

対象期間

  • 3週間の現地集中プログラム

支援内容

  • 3週間現地集中プログラムの渡航費・滞在費

対象者

Deep Techの商業化を目指す研究者や、シード前のスタートアップリーダーを募集します。

必須要件

  • 博士後期課程在籍者、アカデミア所属の研究者(ポスドク、教職員等)、または大学発技術を活用するスタートアップの創業者・CXO

  • 技術の事業化・ライセンス展開を検討中で、少なくともPoC(概念実証)段階に達していること

  • 会社設立済みの場合、エクイティ調達(J-KISS、SAFE等を含む)を未実施であること

  • 英語で円滑なコミュニケーションが可能なこと

  • ロンドンでの全日程に対面参加できること

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公募要領(PDF) 個別プログラム資料(PDF)

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スケジュール・活動内容

主なスケジュール

  • 2026年5月末: 申請締切

  • 2026年7月末:応募者への通知、事前準備の案内など

  • 2026年9月: UKトレーニングトリップ(3週間のイギリス現地研修)

  • 2026年10月~:希望者のみにオンラインサポートの可能性あり

主な活動内容

  • 基盤構築と技術的検証

    • ベイジアンアプローチを通じて、事業を構成要素に分解し、現在の確信度を定量的に評価する。プロトタイピングとしてWhite Cityのハックスペースで、フィジカルAI・ロボティクスやハードウェアの迅速な試作手法を学ぶ

    • デザイン思考について、ダイソン・デザイン工学塾で、ハードとソフトの高度な統合プロセスを体験する

    • 最も優先度の高いリスクを特定し、事業について測定可能な実験プログラムを設計

  • ガバナンス・規制・スケーリング

    • 法規制の攻略のために、英国AIガバナンス、EU AI法、知財(IP)、契約実務のマスタークラスに参加

    • エコシステム深掘りとして、クライメートテックハブ(インペリアル・カレッジ・ロンドンとロイヤル・ピッチ・プラットフォームが共同で運営している気候変動対策に特化したイノベーション拠点)やロンドン各地のイノベーション拠点を視察

    • 市場参入戦略について、英国・欧州市場への進出ロードマップと、国境を越えたオペレーション体制を構想

    • 組織体制の整備のために、アドバイザリーボードの設置方法や、グローバルな価格設定・パッケージング戦略を練る

  • 投資準備とコミュニケーション

    • 専門家からのフィードバックを受けながら、事業のストーリーテリングを反復練習し、ピッチの磨き上げを行う

    • 英国の投資家像(ペルソナ)の特定、データルーム(投資判断資料)の整理、資金調達環境の学習することを通じ、資金調達戦略を練る

    • ホワイトシティ・インキュベーターの入居スタートアップと交流し、実戦的な知見を交換する

※活動期間と主な活動内容は変更になる可能性がありますので、ご留意ください

選考フロー

プログラム参加までの流れ:Step.01 応募、Step.02 書類審査(適合性確認含む)、Step.03 面談審査(事務局)、Step.04 面談審査(VC)、Step.05 採択通知、Step.06 プログラム参加

FAQ

よくある質問

共通 複数のプログラムに同時に応募することは可能ですか?
はい、可能です。 ご自身の研究・事業のフェーズに合わせて最適なものをお選びいただけます。迷われる場合は、まず「PATHWAYS」で事業化の解像度を高め、その後に「BRIDGE」等へ進むといったステップも推奨しています。
共通 参加費用や渡航費の自己負担はありますか?
プログラムの受講料は原則無料です。 また、海外派遣が伴うプログラムについては、規定に基づき渡航費や滞在費を事務局がサポートいたします。詳細は各プログラムの採択時にご案内します。
共通 知的財産(IP)の扱いはどうなりますか?
原則として、プログラムを通じて生まれた研究成果や知的財産権は、参加者(または参加者が所属する機関)に帰属します。 事務局や提携先が、参加者の同意なく権利を奪うことはありませんのでご安心ください。
ただし、一部のプログラムにおいては、提携先が今後の投資検討や支援活動を円滑に行うことを目的として、成果物の一部を使用することについて事前に許諾をいただく場合がございます。これは、皆さんの事業化をより強力にバックアップするためのプロセスです。
プログラムごとに細かな条件が異なる場合がありますので、詳細については各プログラムの公募要領をご確認いただくか、個別相談にてお気軽にお問い合わせください。
共通 英語力はどの程度必要ですか?
「商談やディスカッションが可能なレベル(ビジネス英語)」が目安です。 海外の投資家やメンターと直接対話するため、流暢さよりも、自身の技術やビジョンを伝えようとする強い意欲を重視します。
共通 現在の研究活動や会社業務と両立できますか?
両立可能です。 多忙な研究者・起業家の方が参加しやすいよう、オンライン活用や月次のセッションなど柔軟な設計になっていますが、海外派遣や数日間の集中ワークショップについては、全日程への参加を前提としています。
共通 どのようなフェーズの技術が対象ですか?
TRL 2(技術コンセプトの形成段階)の超初期フェーズから応募可能です。 本事業では、特定のTRL(技術成熟度)でプログラムを厳密に区切るのではなく、「研究者がその時々に必要とする支援」に合わせて複数のプログラムを用意しています。
まだ起業するかどうか迷っていますが、応募しても大丈夫でしょうか?
はい、ぜひご応募ください。本プログラムは、サイエンスの検証が完了していないコンセプト段階からVC調達前までを幅広く対象とし、不確実性を明らかにしながら事業化検討を前に進めることを目的としています。プログラムへの参加を通じて、起業の可能性や妥当性を検証していただくことができます。
企業に所属している研究者ですが、対象になりますか?
本プログラムは、大学や公的研究機関の研究成果の事業化に焦点を当てています 。そのため、大学との共同研究をベースに起業を目指すなど、アカデミアとの明確な連携がある場合を除き、企業所属の方は対象外となる可能性が高い点をご留意ください 。
研究活動が忙しいのですが、どれくらいの時間拘束がありますか?
月間12〜20時間程度のコミットメントが求められます 。 月1回の1on1メンタリング(60分)やグループコーチング(90分)に加え 、自律的な市場調査や個別課題への取り組みが含まれます 。
チームで応募したいのですが、全員ですべてのセッションに参加できますか?
原則として、プログラムへの正式な参加者は代表者1名のみとなります 。 ただし、特定の技術的・ビジネス的な議論の際、トピックに応じて他のチームメンバーがセッションに参加を許可される場合があります 。代表者以外のメンバーが常にすべてのセッションに参加することはできません 。
米国派遣(US Immersion)では具体的に何をしますか?
約1週間、米国のディープテック・エコシステムに直接つながるための集中プログラムに参加します。Activateの現地フェローやアラムナイ、スタートアップ、投資家、大手企業、政策当局などとの対話を通じて、米国におけるディープテックスタートアップの創出・成長・スケールの実態を学びます。
得られた知見をもとに、技術の国際展開を進めるための具体的な提携先や次のステップをまとめた「Global Connections Plan」を作成します。
メンターにはどのような人がついてくれるのでしょうか?
ディープテック領域に精通した起業家が担当します。技術バックグラウンドを有する先輩起業家から、理論ではなく実践に基づいた信頼性の高い知見を得ることが可能です。
活動資金(インセンティブ)に関して教えてください。
最大150万円の活動資金を提供予定です 。 プログラム開始時に75万円、最終発表を完了し所定の要件を満たした修了時に75万円を支給します 。なお、支給時期等の詳細は、プログラム運営上の都合により変更となる場合があります。
このプログラムは、他のアクセラレーションと何が違うのですか?
最大の特徴は、ロンドンの「White Cityイノベーション・ディストリクト」という世界屈指のエコシステムに3週間どっぷりと浸かり、ICL独自の「ベイズ型アントレプレナーシップ」を習得できる点にあります。単に知識を学ぶだけでなく、不確実な市場環境下で「既存の知識(事前確率)」を「新たな情報」によってどう更新し、科学的に意思決定をデリスク(リスク低減)していくかという、研究者と親和性の高い事業化に関する実践的な手法を学びます。
Climate Tech以外の領域でも参加できますか?
本プログラムはClimate Tech(気候変動対策技術)を核としていますが、Physical AI(ハードウェアが絡むAI)などの領域も対象として検討されています。ご自身の技術が対象に含まめるか迷われる場合は、事前にお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください 。
まだ起業前(研究段階)ですが、応募は可能でしょうか?
はい、可能です。大学等の研究者(博士後期課程、ポスドク、教職員等)で、ご自身の技術の商業化を検討しており、かつ技術がPoC(概念実証)段階に到達していれば対象となります。
3週間のプログラム期間中、研究室の仕事や自社の業務を並行して行えますか?
プログラムは平日の日中を中心とした集中ワークショップや個別メンタリングで構成されており、対面での全力参加が義務付けられています。その他の時間も与えられた課題に取り組むため、3週間はプログラムにフルコミットいただくことを推奨しております。そのため研究室の実験や自社の通常業務を並行して行うことは非常に困難です。
帰国後にはどのような成果が得られますか?
UK/EU市場への参入戦略を描いた「GTMロードマップ」、経済合理性を裏付ける「初期TEA・コストモデル」、そして専門家のレビューを経た「投資家向けピッチ資料」等の具体的な成果物が得られます。 加えて、科学的に事業リスクを低減する「ベイズ型アントレプレナーシップ」の思考法と、現地エコシステムとのネットワークを獲得し、帰国後の事業展開を加速させます。
プログラム期間外のフォローアップはありますか?
公式カリキュラムには含まれませんが、参加者の状況や意向を鑑みて事後サポートは可能な場合があります。

プログラムプロバイダー

Imperial College London

  • Climate Tech、AI、Med Tech等を中心に、研究成果の事業化を支援。SuperConnectorなどの起業支援プログラムを通じ、研究者と産業・投資家を結ぶ実践的なエコシステムを構築

  • 事業仮説検証、チーム形成、産業連携、資金調達準備を一体で支援し、有力スタートアップを継続的に輩出

運営支援機関

Presented by Global Startup Campus